2009/08/18
自身の集大成的なボックス・セットの仕事を続けているSTEPHEN STILLSは、今年の秋に発売する2枚組みのベスト盤用に過去から近年の作品の掘り起こしの作業中だ。
9/22に発売予定のシンガー・ソングライターでマルチ・インストルメンタリストの『MANASSAS--PICES』には1971年にTHE BYRDSやTHE FLYING BURRITO BROTHERSに在籍していたCHRIS HILLMANと結成したカントリー・ロック・バンド時代に録音し、アルバムに収録しなかったアウトテイク曲など希少な15曲が収録されている。「これらの作品を収録せずに放置していたほど、我々は愚かだった」とSTILLSはライナー・ノーツに書いている。MANASSASは1972年に有名な2枚組みのデビュー盤、1973年にセカンド・アルバム『DOWN THE ROAD』の2枚のアルバムを出している。『PIECES』のライナーにSTILLSはMANASSASについてこう懐古している。「スチール・ギターがカントリー・ロックで生き生きと演奏された最初のバンドであることを、我々誰しもが懐かしく思っている。MANASSASは事実、次の時代のナッシュビルのカントリー・ロックの先人的な作品を作り出してきたのだ。押さえきれないクリエイティビティ、沸きあがるエネルギーの中でレコーディングされたものだ」。
STILLSは『PIECES』に続き、10/27に昨年秋にSTILLSの英国でのソロ・コンサートの模様を収録したCD/DVDセット『LIVE AT SHEPHERDS BUSH』を発売する。この中には、ソロ・アコースティックとフル・バンドと両方が収録されており、BUFFALO SPRINGFIELD、CROSBY, STILLS & NASH(& YOUNG)、MANASSAS、THE STILLS/YOUNG BAND、STILLSのソロ、BOB DYLANの「GIRL FROM THE NORTH COUNTRY」、TOM PETTYの「WRONG THING TO DO」のカヴァーなどが収められている。
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